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おたのしみ会
今日は朝からくじら組(5歳)のお友達が他のクラスをもてなす「おたのしみ会(くじらまつり)」がありました。前日までに飾りつけをしたり、案内のポスターを園内のいろいろな目立つ場所に貼ったりして本番を迎えたくじら組のみんなは、朝からハイテンションで準備をしました。本当に楽しみにしていたんだなということがよくわかる状況でしたよ。
9時30分になると、まずうみ組(0歳)のお友だちがやってきました。回ったお店で押してもらうスタンプカードにも優しくスタンプを押してくれたり、わなげをサポートしてくれたりと、優しいお兄さん、お姉さんぶりを発揮していました。きっとそんな空気が伝わったのか、うみ組のお友だちは泣くこともなく楽しんでいたように感じました。
うみ組に続いてだいち組(1歳児)からそら組(4歳児)まで順番にやってきました。みんな5つのお店を回って楽しんでいましたよ。
くじら組のみんなは、実は昨日、自分たちがお客さんにもなって楽しみました。去年はお客さんだったけど今年は「おもてなし」をする方になりました。だからこそ「こうやったら喜んでくれるんじゃないかな」「こうしたらもっと楽しんでくれるよね」などと考えをめぐらせながら「おもてなし」ができていたように感じました。
お祭りが終わってお昼ご飯(ちなみに今日は夏野菜カレーでした)を食べたくじら組のみんなは、頑張った証拠か、すぐにお昼寝していました。あれだけ頑張ったんですから疲れているはずです。
そしてお昼寝が終わると、くじら組の前に謎の人物「めいたんてい☆くじーら」からの挑戦状が落ちていました。そこには「なぞをといてもじをあつめてきてほしい」と書いてあります。みんなで考えて答えを出して正解したら文字が書かれたボードをもらいました。もらったボードを並べてみると・・・「ちうえょん???」「ちょうえん???」「あー、えんちょうだ!」と気付きました。これだけでも楽しくてわくわくしているくじら組のみんなでしたが、くじら組の代表のお友だちが園長にめいたんてい☆くじーらからのことを、それはそれは詳細にわたってしっかり伝えると、なんと園長のところにも何やら同じ絵柄の封筒が届いていました!子どもたちは大興奮です。「わたしの”なぞ”をとき、もじをあつめられたのだな。くじらぐみ、すごいぞ!!おみごとだった!!おたからをえんていにかくしておいた。うけとってほしい。うけとるためのじゅうようあいてむ:ぼうし・くつした・くつ・ゆうき」とありました。みんなで急いで部屋へ戻って重要アイテムを持って園庭へと急ぎます。
園庭に出ると砂場のところにお宝箱が置いてありました。お宝箱を開けるとその中には花火と手紙が!手紙には「しょうぼうしから、はなびのあんぜんなつかいかたをきみたちはきいているか?」と書いてありましたが、これには全員「このまえ、消防士さんから聞いた!」の大きな声。そう、先月に吹田市の消防士さんが来てくれて花火体験をやったところでしたので、みんな自信をもって答えていました。
花火のやり方を確認したら、先生からひとりひとりに花火が渡され、安全に花火を楽しみました。花火が終わると名残惜しそうに水が入ったバケツに花火をつけて終わります。「チームくじーら」全員で頑張って盛り上げた、とても楽しいお祭りでした。感動した担任が「先生は一生忘れない」とつぶやくと「ぼくも一生忘れない」「私も!」の声が。子どもたちの記憶に残る一日になってくれたことと思います。心から楽しんで、頑張って、喜んでいる姿を見せられると、こちらが本当にあたたかい気持ちになりました。くじら組のみんな、素敵な一日をありがとう!