- 園長のコラム
お宮参りの慣習にびっくり

園長の皆見です。千里山くじら保育園に転勤してきて20日余り過ごす中で、興味深いことを知りましたのでコラムを書きます。
皆さんはお子様のお宮参りでどのようなことをイメージされるでしょうか?
実は関西(大阪?)ならではの習慣があるようです。
その習慣というのは・・・?
額に文字を書くこと
お子様の額に、男の子なら『大』、女の子なら『小』と書かれたことがあるでしょうか?
私はこれを聞いてびっくりしました!
全国の仲間とお仕事させていただく皆見はこういう地域の文化や慣習に興味があります。
実は、この風習は関西だけのようです。
関西といっても少しずつ違っていて、明石の仲間に聞いたところ『○(丸じるし)』を書くこともあるそうです。Webで調べると、『犬』『✖️』もあると知りました。
さらに、紐銭という習慣も知りませんでした。
硬貨を麻紐に通して祝い着に結びつけて、将来お金に困らないようにと祈願するというのを知りました。
また、生まれる前の安産祈願のお参りの際は、犬の日の腹帯を始める妊婦さんに代わって、祖母や家族がお百度参りをするということもあるようです。出生後のお宮参りでもお百度参りをするようです。
このような風習は地域に根付いていて『全国にはないの!?』と気づきにくいものです。
例えば、私の生まれ育った地域では2月3日節分に、十字路に節分豆と5円玉(悪いご縁)を捨て振り返らずに家に帰るという風習があります。学校帰りに拾ってはダメと言われながら育ちました。少し離れると5円玉ではなくて『靴を捨てる』に変化します。
こんな風習や習慣を知ることができるのは全国で展開する法人の良さの一つだと思います。
皆様も『こんなのあるよ!』というのがありましたら、ぜひぜひ教えてください!
最後にもう一つ披露すると、明石で知りましたが、地蔵盆も関西だけのようです。
地域を知り、地域を愛する。またひとつ大阪を、吹田を好きになりました。